赤ちゃんやお兄ちゃん、お姉ちゃん、従妹たちなどにおそろいの甚平を作りたいけれど、
ミシンで早縫いする作り方はないかと思っていませんか。
3~4人分の甚平をいっぺんに早縫いする作り方にはいくつかのポイントがあります。
そこで、3人分をいっぺんに早縫いをした時の作り方を動画で溶解します。
また、準備や便利な用具、とも布で作る紐の先のスッキリする布のたたみ方なども紹介します。
|
赤ちゃんとキッズに甚平をミシンで早縫いする作り方のポイント
甚平をいっぺんにたくさんミシンで作りたい時に、ミシンかけをスムーズにするためのポイントがあります。
それは、布の裁断、印付け、ふちかがり、アイロンかけなどミシンをかける前にすることがたくさんありますね。
こうした作業を1着づつ行うのではなく、同じ作業をいっぺんに行うことがポイントです。
ひとつづつ解説していきますね。
型紙はぬいしろをつけて
型紙は、各部分に必要な縫い代をつけます。
縫い代付きの型紙で裁断することで、痕から縫い代の幅を切りそろえる手間が省けます。
印付けもいっぺんにやってしまいます。
愛用している遅く消えるチャコペン汁は、1週間くらい腺が消えずに残っています。
濃い色の布には使えませんが、薄い色の布にはとても便利です。
縫い代の始末をやってしまう
印つけが終わったら、縫い代の始末をやってしまいます。
こんな時にふちかがり専用のロックミシンが本当に便利です。
もちろんジグザグミシンでもいいですよ。
|
アイロンもいっぺんにかける
ポケット、とも布の紐、えり、すそやゴムを入れる部分など、アイロンをかけるところもいっぺんにする。
たとえば、強は、3人分のポケットとひもを縫うならば、人数分のポケットとひものアイロンをかけてしまうと、
その部分の作業がっ篇にできます。
パンツも縫う前にすそとごむをとおすところの折り返しにアイロンをかけておくと、その後の作業がスムーズです。
ミシン糸の色を同じにする
今回は男の子と女の子で布をかえましたが、似たような色だったので、男の子の布の色のミシン糸を女の子の甚平にも使いました。
違い色で作る場合も、同じ糸で縫えるような色ならば、糸を1色にするといいですよ。
布を止めるのはシルクピンを使います。
シルクピンは、つけたままミシンをかけられます。
これで、しつけをかける手間が省けます。
ミシン針がシルクピンに当たって、曲がったり折れたりすることがありますが、ミシンは壊れないので怖がらずに使ってくださいね。
赤ちゃんとキッズに甚平をミシンで早縫いする作り方を動画で解説
早縫い1の動画では、各部位の縫い代とアイロンをかけておく部分を解説しています。
動画2では、ポケット、上着の前端、パンツの縫い方を解説しています。
動画3では、肩上げ、えりつけの縫い方を解説しています
動画4では、そで、脇、裾、パンツのゴムの入れ方を解説しています
|
とも布で作る結び紐をすっきりするたたみ方
甚平につける共布で作る結び紐は、武野のたたみ方ですっきりと仕立てられます。
1.ひもを4等分に折ってアイロンでクセをつける
2.片方の縦方向を内側に折る
3.上の横方向を折る
4.もう片方の縦方向を折る
5.両端をそろえたたたむ
縦方向と横方向のたたみ方を写真のようにすると、干物端がごろつかずミシンをかけやすくなります。
|
リップル地にアイロンをかける時の注意点
甚平を作る時に選ぶ布は、リップル地やサッカー地と呼ばれる、凹凸があってポコポコした生地でつくるかたがおおいですね。
凹凸のある生地にアイロンをかけると、せっかくのポコポコが平らになってしまいます。
そこで、いつも使っているアイロン台にバスタオルを1枚変えて、その上でアイロンをかけると凹凸がつぶれません。
また、パッチワーク用の小さなアイロンを使うと、必要のない部分にアイロンがかからないのでとても便利ですよ。
赤ちゃんの服を作る時は、大きなアイロンより小さなアイロンのほうが仕上がりがきれいです。
|
まとめ
甚平は、赤ちゃんにも着せやすく、布の選び方によっては、お出かけ着にもなるし、
パジャマ代わりにもなります。
夏祭りに連れていく時に着せてあげたいですね。
3~4枚いっぺんに作るには、ミシンで早縫いの作り方で一気に作りたいですね。
兄弟や従妹同士のおそろいや親子でお揃いで作ってみてはいかがですか。
|
コメント