フリースは切りっぱなしでもほつれてこないので、適当な幅と長さに切っただけでもマフラーとして使えます。
でも、フリースと木綿の生地を合わせてリバーシブルにして子供に手作りするのは簡単。
リバーシブルだから、アウターに合わせて表と裏を使い分けられます。
こちらでは、リバーシブルのフリースのマフラーを子供に手作り簡単な作り方を紹介します。
フリースのマフラーを子供に手作り簡単な作り方
今回使ったのは、4歳半のお兄ちゃんにはフリースと車柄の木綿の生地、
2歳半の妹にはスクロールファーと木綿の生地今回は、リバーシブルで使える
男の子用のマフラーの作り方を解説します。
縫い代込みの型紙を作ります。
縫い代はすべて1cmです。
フリースの裏側に型紙を置いて裁断したものを写真のように
中表になるように置いて、木綿の生地を裁断します。
型紙を外して、マフラーを挟むタブを仮止めクリップで挟みます。
タブの長い方のりょうはしの1cmのところを縫います。
ひっくりかえして両端に抑えミシンをかけます。
フリースの生地をまち針のところから折ってタブを挟みます。
写真のように車柄の生地どうしを合わせると、フリース側に車柄がきます。
フリース側にフリースのタブを出したい時は、車柄とフリース生地を合わせます。
タブを挟んでフリースの生地を重ねると、タブがつけ位置に収まっています。
タブとマフラーの布をまち針で止めます。
*フリースと木綿という質の違う生地をあわせる、厚みのあるタブを挟んでいる
ことからフリース側と木綿地がわの両方を確認してね。
5㎝程度の返し口を残してぐるり一周ミシンをかけていきます。
縫い代の1cmの幅は、使うミシンの金具に位置などで確かめると、
印をつけなくてもうまく縫えます。
タブのところは、最初と最後の2センチづつくらいを返し縫をします。
4つの角の縫い代を写真のように切り落とします。
これで、ひっくり返した時に角がすっきりします。
縁は10cmくらいづつ、親指と人差し指でゴシゴシとこすりながら整えます。
返し口のところは、縫い代を整えてまち針で止めておきます。
全体を手のひらで押さえて落ち着かせます。
タブを外して端ミシンをぐるっとかけていきます。
タブを、リバーシブルで使えるようにするので、端ミシンをかける時に
よけましょう。
だから、端ミシンはタブがついている先の短い方と、首に巻く長い方の
2つに分けてミシンをかけます。
作り方のポイント
今回のフリースと木綿地を使ったリバーシブルのマフラーの作り方のポイントをまとめます。
型紙を作る
マフラーは縦も横も真っすぐなので、生地に直接裁断する選を描いてもできます。
でも、洋裁初心者の方は、面倒でも型紙を作りましょう。
ちょっとした違いで、5mmや1cmくらいは簡単にずれてしまうんです。
だから、ちゃんと型紙を作って生地を裁断するほうが、ミシンかけが楽チンにできますよ。
縦地と横地を通す
今回のマフラーに限らず、生地は縦糸と横糸で織られています。
ちゃんと建地を通して裁断しないと、マフラーを使っているうちに形が歪んできてしまいます。
今回のようにフリースのように横に伸びる生地と縦横には伸びない木綿の生地を合わせる時は、
地の目を通して作ってくださいね。
今回はフリースは、幅15cmに縦地を通しました。
木綿の生地は車の柄に合わせて横地に地目を通しました。
ミシンかけ
ミシンをかける時の針と糸は、普通地用のシャッペスパン60番と11番のミシン針でOKです。
フリースはちょっと伸びるし厚地だけれど、合わせるのが木綿地だから、
ミシン針と糸は普通地用で問題ありませんよ。
ミシンの針目は、粗くてもいいです。
私は目盛りが4までの針目の3で縫いました。
フリースのような厚地を縫う時は、針目を余り細かくしないほうがきれいに縫えます。
また、お兄ちゃん用と妹用の生地が4色異なっていましたので、糸の色は「生成色」にしました。
どの色もあまり濃い色ではなかったので「生成色」でもそれほど目立ちません。
フリース生地の選び方
フリース生地は、100円ショップでも買えます。
100円ショップのフリース生地は、50cm×50cmのものが多いので、
スヌードを作るのにはおすすめですがマフラーだとちょっと長さが足りません。
また、静電気が起きにくいフリースが販売されていますので、こちらだとパチパチ君が着ずらいですよ。
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まとめ
子供用のフリースのマフラーの簡単な作り方を紹介しました。
紹介した作り方だと、フリース側と木綿地側のリバーシブルで使えます。
また、4歳半くらいの子だと一人でつけたり外したりできます。
もし、このマフラーをどこかに落としてきちゃっても、またすぐに作ってあげられますよ。
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