富士山は、とても人気のある山ですよね。形も美しく縁起がいい象徴の一つでもありますね。
この記事ではそんな富士山柄の生地で裏地あり、片引き巾着袋の簡単作り方を写真で紹介します。
富士山柄の生地でおしゃれ裏地あり簡単な片引き巾着袋の作り方
私の持っている富士山柄の生地は、いくつかの雲とお日様が富士山にかかっています。
そこで、ひも通し口の布とひもを雲、ストッパーをお日様に見立てたデザインにしました。
そのため、片引き巾着袋にしました。そして内袋に使った生地は、扇の柄にして、山に登る=頑張っている人を応援するといった隠れたおしゃれを演出しました。
内袋の扇柄の生地は、羽織の裏に使われていたものです。
それでは、裏地あり簡単な片引き巾着袋の作り方を解説していきますね。
材料
マチなし:表生地 縦18㎝×横38㎝
裏生地 縦18㎝×横38㎝
紐通し生地: 縦6㎝×横40㎝
マチあり:表生地 縦23㎝×横38㎝
裏生地 縦23㎝×横38㎝
紐通し生地: 縦8㎝×横40㎝
ひも:50㎝、コードストッパー:赤1個
作り方

三つ折りにしたところを写真のようにミシンで縫う
袋生地の両端を1㎝づつ短くなります

布端から1㎝のところをミシンで縫います。
縫い代を袋布側に倒しておきます
*内袋も同様に塗ってマチの縫い代も同じくカットします

紐通し布の開いているところから袋布を引っ張り出して表を出します

紐通し布と袋布の境目に抑えミシンをかけます。
今回は、生成り色のミシン糸を使ったので、抑えミシンは
袋布側にかけました

500mlのペットボトルを入れてみました。
大きさの参考にしてくださいね
巾着の裏地ありのメリットは?
裏地ありの巾着袋は、端処理(ジグザグミシンやロックミシン)の縫い目が見えず、きれいに仕立てられるというメリットがあります。 また、仕立てたい生地が、リバティのタナローンのような薄手の場合、裏地付きにすると、強度が増して、使いやすい袋になります。。
今回使用した富士山柄の生地について
今回使用した生地は、ドビー織(綿100%)の富士山柄です。
ドビー織は、ベースの生地にさらに糸を織り込むことで、凸凹や光沢感が表現されています。
生地に厚みがある割には、軽くて、柔らかいんです。手触りが良く、そして通気性が良ので、甚平や浴衣、初夏の服を作っても涼しく着こなせます。
私の手持ちの富士山柄の生地は、5~6歳の男の子の甚平を作った生地のあまりです。
現在販売されていませんが似たような記事を楽天市場で見つけました、
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●巾着のデザインのポイント
富士山のプリントに雲と太陽がありますね。
そこで、ひも通し部分で空、ストッパーで太陽を表現しました。
太陽は1つなので、今回の巾着は片引きにしました。
紐通しの空を表現した部分は、きれいなブルーは綿ブロードです。
濃いブルーは、おばあちゃんの夏物の着物の生地です。
マチなしの小さい巾着は、ひもをキュッと絞ると富士山の形に近づきます。
マチありでちょっと長めに作った巾着は、緒と大きめのスマホやお財布などが張る大きさになっています。
内袋に使った生地は、着物の羽織の裏に使われていたものです。
扇のプリントがかわいいのと、富士山と合わせると縁起がいいようなデザインだなあと思いました。
また、薄くて柔らかい質の生地だったので裏地に使うのにちょうどよかったんですね。
こんなデザインにすると、富士山が好きな方や受験生、スポーツに日夜励んでいる方などのプレゼントにいかがでしょうか。
まとめ
今回じゃ、生地の富士山のプリントを生かして、ひも通し口を空、ストッパーを太陽にして巾着袋を作りました。
裏に使った生地も扇だったので、縁起がいい組み合わせになりました。
また、今回のような作り方だと、裏も簡単につけられますよ。
参考にしていただけたら嬉しいです。
















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