寒くなってくると、クッションカバーを暖かくて肌触りの良いフカフカのボア生地にしたいですね。
ボア生地のカットクロスは100円ショップにもありますよね。
ボア生地は、フリース生地と同じく少し伸びる性質がありますので、伸び止めが必要な個所があります。
また、切り口からボアの毛が落ちてくるので、毛の始末も必要なんですよ。
そこで、丸いクッションカバーをボア生地でファスナーなしで作るコツと作り方を写真で詳しく紹介します。
丸いクッションカバーをフカフカのボア生地で作る作り方
今回は、丸いクッションカバーをパイナップルボア生地を使いファスナーなしで簡単に作ります。
秋口を作るので、合計3枚を縫い合わせます。
今回丸いクッションカバーを作るのでぐるり1周を計ってみたら100cmありました。
方眼入りの不織布を4つにたたみ、さらに2回たたます。
ピンがブスっとさせるアイロン台の上でタコ糸を中心にさして固定します。
縫い代1.5cmをプラスした26,5㎝のところをタコ糸をぴんと張って、ボールペンで描きます。
余分な科不織布を切り取って広げると円形の型紙ができました
上から縫い代なしの寸法で10cm(縫い代込みで11,5cm)と
17.5cm(縫い代込みで19cm)のところに線を引きます。
マス目があるのでとっても簡単に直線が引けます。
この2枚の入れ口部分の縫い代を2cmつけて製図を描きます。
表1枚後ろの重なり部分2枚の製図が完成しました。
写真は、裁断が終わったところです。
上から10cmと17.5cmのところに線を引きます。
lこんな時にマス目があるととっても簡単に直線が引けます。
この2枚の入れ口部分の縫い代を2cm、円の縁は表と同じ1.5cmの縫い代をつけて製図を描きます。
二つに折ってはみ出した縫い代は切り取ってね。
二つに折って、ふちかがりをしたところにミシンをかけていきます。
裏側にした時に、小さいほうが上、大きい方が下になるように重ねます。
後ろ側の重なる部分を会い印のところで合わせてミシンで縫い合わせます。
円の4つの合印を合わせて、ふちをぴったりと合わせながらピンでとめます。
ニット用のレジロンというミシン糸で縫っていきます。
裏の布が重なる4か所は返し縫をして丈夫にします。
丸いクッションカバーをフカフカのボア生地で作るコツ
フカフカのボア生地を扱うには以下の点に注意するのがコツです。
・生地を縦たて地と横地が歪まないようにに広げる
・製図に方眼入り不織布使う
・ミシン糸はニット用のレジロンを使う
・製図に合印を入れる
ツイル程度の生地は、縫い代を3cmにして、三つ折りにして縫いますが、
ボアのような厚手の生地は、入れ口のあき部分は、伸び止めテープを貼って2つ折りにします。
ツイルのような生地は、周囲の縫い代は1cmにしますが、やわらかくて毛が抜けやすいボアの場合は1.5cmにします。
縫い代を切りそろえることで、縫う時に合印とふちを合わせて縫うことができますので、出来上がりがきれいですよ。
ツイルのようなのびない生地で円形の物を作った時には、周りの縫い代に2~3cm間隔で切込みを入れていきます。
縁の縫い代ですが、ボア生地が厚みがあるわりには柔らかかったので、縫い代に切り込みを入れなくても形がきれいに出来上がりました。
ちょっとしたコツで、仕上がりが全然違いますので、作ってみて下さいね。
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今回使った便利な方眼入り不織布の便利な点
今回製図に使ったのは方眼入りの不織布にはとても良い点が4つあります。
柔らかいので、今回の円を描くような製図をする時に16等分まで折ることができます。
破けにくいので、製図を布に固定する時にまち針をつかいますが、何回まち針を打っても破れません。
透けているから、本についているような製図を写すときに上から置いて移せます。
方眼が入っているから、正確に製図を写せます。
また、合印などもいれやすいですし、寸法を間違えて製図した個所がある時に見つけやすいです。
子供服や赤ちゃんのスタイなどを作ろうとする時、サイズが合うかどうか確かめたい時など、
方眼入り不織布を切って着せてみることができるので、いきなり布を切って作ってみたら合わなかったということが防げます。
本当に便利で大人気なんですよ。
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レジロン
ニットのようなのびる生地に使うミシン糸です。
レジロンが難くてもお手持ちのミシンにニット生地専用の縫い目があれば普通地用のシャッペスパンでも縫えますが、
赤ちゃんの服などを伸びる生地で作る機会が多い場合は、レジロンが便利です。
以下のショップは、送料250円で買えます。
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おすすめのボア生地
パイナップルボアは、モコモコフワフワでとっても柔らかいです。
温かくて肌触りもいいですよ。
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イエロー、ピンク、グレーの3色ですが、以下のショップは送料無料です。
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プードルファーもフカフカでとっても柔らかくて肌触りが良いです。
こちらのショップは50cmから10センチ単位、送料540円で購入できます。
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こんなアニマル柄で作るのも楽しいですね。
ベルボアという生地で伸縮性がないので、案外扱いやすいですよ。
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まとめ
丸いクッションカバーをフカフカのボア生地で作るコツと作り方を紹介しました。
パイナップルボアを作っている途中には、裁断する時に、毛がたくさん出て、カーペットクリーナーが大活躍でした。
でも、出来上がってクッションにかぶせて使ってみたら、肌触りがフカフカで柔らかくて暖かいので大満足です。
ちょっとしたコツをつかめば、簡単できれいに仕上がりますよ。
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