入園・入学準備は進んでいますか?
子供さんの身長に合ったレッスンバッグと上履き入れの作り方を紹介してきました。
また、大人も使える大きめレッスンバッグの切り替えあり、マチあり肩掛けベルトありの作り方も紹介しました。
裏地なしで簡単に作れるようにと、キルティング生地で作りましたが、
雨の日や雪の日に持ち歩くと濡れてしまいますね。
雨の日や雪の日にも濡れないようにレッスンバッグのレインカバーが欲しい!
そこで大人も使える大きめレッスンバッグの切り替えあり、マチあり肩掛けベルトありの作り方を紹介します。
レインカバーに使う生地
レインカバーに使う生地は、雨や雪をはじく素材を選びます。
水をはじく素材には、
ナイロンタフタ
ナイロンオックス
ラミネート
などがありますが、ナイロンタフタが扱いやすいのでおすすめです。
水をはじいてくれてとても薄くて柔らかい素材です。
レインコートやエコバッグなどにも使われています。
今回使った生地は以下になります。
30センチ以上10センチ単位で購入できます。
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北欧調のこんな柄もおしゃれですね。
30センチ以上10センチ単位で購入できます。
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ナイロンタフタ生地の特徴と注意点
ナイロンタフタ・ナイロンオックス生地の特徴は
ツルツルしている
針などの穴がふさがらない
熱に弱い
ミシンをかけると生地がちょっと縮むことがある
という点です。
なので、まち針で布を止める時は、縫い目と縫い代に止めるように使います。
または、洋裁用のクリップで挟んで止めます。
熱に弱いので、アイロンがかけられません。
ですので、指の腹でごしごしと擦って開くといいですよ。
ミシンをかける時は、60番の糸と11番のミシン針で縫います。
縫い目の長さは、粗めにして縫うといいですよ。
レインカバーに必要な布の採寸と布の大きさの計算方法
レッスンバッグをすっぽり包み込むカバーなので、ぐるり1周の長さを測ります。
写真のようにぐるり1周の横の長さを測ります
このレッスンバッグは100cmあります。
写真のようにぐるり1周の縦の長さを測ります
このレッスンバッグは74cmあります。
写真のようにバッグの幅を測ります。
このレッスンバッグは44cmあります。
写真のようにバッグのマチの幅を測ります。
このレッスンバッグは6cmあります。
このレインカバーは、持ち手と肩ひもを通す穴が必要です。
布は、持ち手のあけ口を作るための布2枚と方ベルトを通すためのまち部分の布2枚の合計4枚が必要になります。
縦の長さ=バッグの高さ+上の縫い代2㎝+下の縫い代とゆとり0.5cmで2.5cmレッスンバッグの幅
=37+2+2.5
=41.5cm
横の長さ=バッグの幅+両側の縫い代4cm
=44+4
=48cm
次にマチ部分の布の割り出し方です。
縦の長さ=バッグの高さ+上の縫い代2㎝+下の縫い代とゆとり0.5cmで2.5cm
=34+2+2.5
=38.5cm
横の長さ=マチの幅+ゆとり0.5cm+両側の縫い代4cm
=6+0.5+4
=10.5cm
縦×横の長さが41.5×48cmの布が2枚
縦×横の長さが38.5×10.5cmの布が2枚
合計4枚の布が必要になります。
レッスンバッグ(マチあり肩掛けベルトあり)のレインカバーの簡単な作り方
【ler29】
左側が輪になるように(右側が輪になってもOK)生地を折って、生地が動かないようにノートをおもりにして
2枚重ねたまま生地を裁断します。
裁断する線の印付けはボールペンでもいいですよ。
裁断したら、輪の部分を切ります。
端から10.5cmのところを縫い代2㎝でピンで止めておきます。
マチ部分の生地の裁断準備をします。
縦38.5横10.5cmの生地を2枚とれるようにわになるようにたたみます。
裁断したら、輪の部分を切ります。
写真のように一方の端に2㎝の印をつけます。
1cmの三つ折りにします。
三つ折りにしたところにミシンをかけます。
端から10.5cmのところを縫い代2㎝でピンで止めておいた生地にもミシンをかけます。
ミシン針は普通地用の11番、糸は、普通地用のシャッペスパンの60番を使います。
縫い目は、粗めにします。
縫い目の長さが4までついているミシンで3.5くらいで縫います。
端から10.5cmのところを縫い代2㎝でピンで止めておいた生地にミシンをかけたら
縫い代の2cmを割ります。
アイロンをかけられないので、縫い代を指の腹でゴシゴシこすって開きます。
さらに1cm折ってピンで止めます。
ピンの留め方は、写真のように縫い目の方向に止めます
三つ折りにしたところに、ピンを1本づつ外しながら少しづつミシンをかけます
写真のように、マチ布と袋布のすそを合わせる。
そうすると、ショルダーベルトを通す部分がアキになる
縦の布端を合わせて2㎝の縫い代で縦の2か所をミシンで縫う
マチ部分の両側の縫い代を三つ折りにしてミシンで縫います
次に袋布部分の縫い代を三つ折りにしてピンdd止めてミシンで縫います。
袋布のマチ部分にミシンをかける時は、5センチくらいづつ
真っすぐになるように整えながらゆっくり縫い進めます。
まとめ
レッスンバッグでマチありのレインカバーの簡単な作り方を紹介しました。
ナイロンタフタは、薄くてツルツルしています。
でも、レインカバーは、長方形を真っすぐ縫うだけなので、
ミシン初心者さんでも案外簡単に扱えますよ。
ショルダーベルトを通すアキの部分のミシンかけをあわてずにゆっくり行うのがポイントです。
お気に入りのレッスンバッグを雨や雪から守るレインカバーは緒っても重宝ですよ。
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