幼稚園のお弁当袋を手作りする時にサイズをどうするか迷いませんか。
レッスンバッグは、幼稚園によって指定のサイズがありますが、お弁当袋は指定がないところがほとんどですね。
持っていくお弁当箱は、1人ひとりの食べる量によって違います。
それでも、お弁当箱自体はそんなに大きさが変わりませんが、箸入れや、中にはカトラリー入れも入れる園がありますので、
大きさはお任せと言っても違ってきます。
大きめに作ればいいようなものですが、あまり大きすぎるのは格好悪いですね。
お弁当袋をきんちゃく型に作る時、巾着というのは上でしぼりますので、その分高さは余裕を見る必要があります。
そこで、お弁当袋に入れる時の大きさや入れるものをいくつか考えました。
お弁当袋を手作り時のサイズの計算方法を紹介します。
2段になっているお弁当1個のサイズの計算
このお弁当箱のサイズは以下になります。
ヨコ 15.5cm
マチ 8.5cm
高さ 8cm
高さには、きんちゃくを絞る分として10cmを加えます。
そうすると出来上がりの寸法が以下になります。
ヨコ 15.5cm
マチ 8.5cm
高さ 18cm
この巾着を作るのに必要な生地の大きさを計算します。
ひも通し口の縫い代を3cm、脇の縫い代を1cmで計算します。
高さ×2+マチ+縫い代×2=18×2+8.5+6=50.5cm
ヨコ+マチ+縫い代×2=15,5+8.5+2=26cm
縦が50,5cm、横が26cmの生地が必要です。
お弁当箱とはし箱を入れる袋のサイズの計算
このお弁当箱にはし箱をプラスしたサイズは以下になります。
ヨコ 20.5cm
マチ 10.5cm
高さ 5.5cm
このお弁当箱は、フタを止めるところが横に出ていてその幅は13,5cmあります。
これに対して、底の幅は10.5cmです。
このタイプで、はし箱も一緒に入れる袋の場合は、マチの幅は、底の部分の10.5cmになります。
高さには、きんちゃくを絞る分として10cmを加えます。
そうすると出来上がりの寸法が以下になります。
ヨコ 20.5cm
マチ 10.5cm
高さ 15.5cm
この巾着を作るのに必要な生地の大きさを計算します。
ひも通し口の縫い代を3cm、脇の縫い代を1cmで計算します。
高さ×2+マチ+縫い代×2=15.5×2+10.5+6=52.5cm
ヨコ+マチ+縫い代×2=21,5+15.5+2=39cm
縦が52,5cm、横が39cmの生地が必要です。
トリオセットが入るお弁当袋の計算方法
このお弁当箱にはし箱をプラスしたサイズは以下になります。
ヨコ 16cm
マチ 10.5cm
高さ 8cm
高さには、きんちゃくを絞る分として10cmを加えます。
そうすると出来上がりの寸法が以下になります。
ヨコ 20.5cm
マチ 10.5cm
高さ 18cm
この巾着を作るのに必要な生地の大きさを計算します。
ひも通し口の縫い代を3cm、脇の縫い代を1cmで計算します。
高さ×2+マチ+縫い代×2=18×2+10.5+6=52.5cm
ヨコ+マチ+縫い代×2=16+10.5+2=28.5cm
縦が52,5cm、横が28.8cmの生地が必要です。
布の模様が一方方向の場合
布の模様が一方方向だと、上記のように、底をわにして布を裁断すると、
模様が上を向いている側と下を向ている側になってしまいます。
この場合は、模様がどちらも上を向くように、底で布をはぐ必要があります。
この時の縫い代が1cmならば2枚分の2cm、縫い代が1.5cmならば2枚分の3cmを高さにプラスしてください。
まとめ
幼稚園や小学校のお弁当袋を手作り入れるもので違うサイズの計算方法を紹介しました。
持たせるお弁当箱の大きさや袋の中位に入れるものによって袋のサイズを変えて作ると使う子供さんも出し入れがしやすいです。
ママやおばあちゃんがつくてくれたお弁当袋は、子供さんがとても喜んでくれますよ。
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