うちの形をした、かわいい巾着袋を作りました。
屋根と壁の生地を組み合わせると、まるで小さなおうちのような仕上がりになります。
壁には少し厚めの生地を使い、屋根にはギャザーがきれいに寄る薄手の生地を選びました。
実は今回使った布の中には、20年ほど前にお気に入りで作ったシャツの残り布もあります。
好きだった柄も、今の年齢では少し着る機会がなくなってしまいましたが、巾着袋に作り替えると、また身近に持ち歩けるお気に入りの作品によみがえります。
この記事では、おうち型のかわいい巾着袋の作り方と、屋根や壁に適した生地の選び方、裏地を付けるときのポイントをご紹介します。
お気に入りの布や手元に残っているハギレを使って、世界にひとつだけの巾着袋を作ってみませんか?
おうち型のかわいい巾着袋を作りました
今回作ったのは、屋根と壁の生地を切り替えた、おうち型の巾着袋です。
屋根部分をきゅっと絞ると三角屋根のようになり、普通の巾着袋とはひと味違うかわいらしさがあります。
壁部分には少し厚めの生地を使い、屋根部分にはギャザーがきれいに寄る薄手の生地を組み合わせました。
生地の選び方によって雰囲気が変わるので、組み合わせを考えるのも楽しい作品です。
おうち型巾着袋に適した生地の選び方
おうち型巾着袋をかわいく仕上げるには、屋根部分と壁部分で生地の厚さを変えるのがポイントです。
壁部分には少し厚めの生地がおすすめ
壁部分には、形がきれいに出る少し厚めの生地が向いています。
今回使ったソフトデニムのほか、オックスやや厚手の木綿生地などがおすすめです。
ソフトデニムは、厚みがありながら柔らかさもあるので、手縫いでも縫いやすい生地です。
また、窓やドアなどのアップリケを付けるときにも扱いやすく、今回のようなデザインにぴったりでした。
入園・入学グッズを手作りする方にも使いやすい生地だと思います。
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屋根部分には薄手の生地がおすすめ
屋根部分は、巾着袋をぎゅっと絞ったときにギャザーが寄る部分です。
そのため、あまり厚手の生地よりも、柔らかくて薄手の生地が向いています。
おすすめは次のような生地です。
綿シーチング
綿ブロード
綿ローン
薄手の生地を使うと、絞ったときに自然なギャザーができ、屋根らしいかわいい形に仕上がります。
今回使った3種類の生地の組み合わせ
今回は、屋根部分の生地を先に決めてから、それに合う壁部分の生地を選びました。
同じ形の巾着袋でも、生地の組み合わせによって雰囲気がずいぶん変わります。
① 赤い星柄の屋根と白い壁
屋根部分には、赤地に小さな星柄が入ったUSAコットンを使いました。
この生地は綿シーチングで、柔らかくギャザーも寄せやすい素材です。
壁部分には、3色のソフトデニムを合わせてみました。
どの色もそれぞれ素敵でしたが、今回は赤い屋根に白い壁の組み合わせがかわいいなと思い、白を選びました。
赤と白の組み合わせは、明るくかわいらしいおうちになりました。
② ベージュのUSA柄と淡いブルーの壁
2つ目は、ベージュをベースにアメリカ国旗と花柄が描かれた生地です。
ルシアンというメーカーの生地で、優しい色合いと織りの粗い柔らかな風合いが特徴です。
実はこの生地、20年ほど前に一目ぼれして長袖シャツを作ったときの残り布なんです。
壁部分には、こちらも3色のソフトデニムを合わせてみました。
今回は全体を優しい雰囲気に仕上げたかったので、一番淡いブルーを選びました。
ベージュと淡いブルーの組み合わせは、落ち着いたかわいらしさがあります。
③ アメリカの農家のグッズ模様と濃い色のデニム
3つ目は、アメリカの農家で使われるような道具やグッズが描かれたUSAコットンです。
厚手のシーチングで、しっかりとした生地ですが、縫いやすい素材です。
こちらも以前シャツを作ったときの残り布です。
前身ごろにこの柄を使い、袖と後ろ身ごろ、襟にはストレッチデニムを使っていました。
デニムとの相性がよい柄だったので、壁部分には3種類のデニムの中から濃い色を選びました。
柄の楽しさを生かしながら、落ち着いた印象のおうち型巾着袋になりました。
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おうち型巾着袋を作るときのポイント
壁部分が厚めなら裏地なしでも作れそう!
今回使った壁部分の生地は、しっかりとした厚みがあるので、裏地を付けなくても使えそうな仕上がりでした。
ただ、今回は窓やドアを手縫いで付けています。
そのため、裏側には縫い目や玉止めが出ています。
長く使っているうちに糸がほつれてくる可能性もあるので、今回は裏地を付けることにしました。
裏地があると内側もすっきりして、仕上がりがきれいになります。
厚手の生地を使うときは返し口を広めに
今回は、表袋と中袋を中表に合わせて縫い、ひっくり返して仕上げました。
このとき、ひも通し部分に設けた4cmのあきを利用して表に返しています。
今回使用した程度の厚さの生地なら、ゆっくり返せば4cmのあきでも大丈夫でした。
ただし、壁部分に細うねのコーデュロイや、しっかりした厚手のデニムなどを使う場合は注意が必要です。
厚手の生地は表に返すときに少し窮屈になるので、中袋の一部を5~6cmほど開けておくと作業しやすくなります。
使う生地の厚さに合わせて、返し口の大きさを調整してくださいね。
屋根部分の長さはギャザーを寄せて確認
屋根部分の縦の長さは、巾着袋をぎゅっと絞ったときに三角屋根の形になるよう、試作して決めました。
屋根の長さによって、絞ったときの形やギャザーの寄り方が変わります。
きれいな三角屋根に仕上げるには、実際に絞った状態を確認しながら長さを決めるのがおすすめです。
お気に入りの生地がかわいい巾着袋によみがえりました
今回使った生地は、以前シャツを作ったときの残り布です。
柄が好きで大切にしていた生地ですが、今の年齢では少し着る機会がなくなり、タンスにしまったままになっていました。
そんなお気に入りの布を、今度は巾着袋に作り替えてみました。
これなら気軽に持ち歩けますし、好きだった柄をまた楽しむことができます。
思い出の生地たちが新しい作品によみがえっていくのは、本当にうれしいものですね。
作っている時間もとても楽しかったです。
窓にはフランス刺繍糸を使って、ステッチ風の飾りを付けてみました。
次回は刺し子糸を使ってみようかなと思っています。
生地の組み合わせだけでなく、窓やドアの飾り方を変えても、また違った雰囲気のおうちになりそうです。
娘や孫、姪っ子にも「ちょうだい!」と言われそうな、かわいい巾着袋になりました。
まとめ|お気に入りの布でおうち型巾着袋を作ってみよう
今回は、おうち型のかわいい巾着袋の作り方と、生地選びのポイントをご紹介しました。
壁部分にはソフトデニムやオックスなど、少し厚めの生地がおすすめ
屋根部分にはシーチングやブロードなど、ギャザーが寄りやすい薄手の生地がおすすめ
裏地を付けると、手縫いの縫い目や玉止めを隠せて内側もきれい
厚手の生地を使う場合は、返し口を少し広めにする
屋根部分の長さは、実際に絞ったときの形を確認して決める
お気に入りだったシャツの残り布や、手元にある小さなハギレも、組み合わせ次第でかわいい作品に生まれ変わります。
ぜひ、お好みの生地を組み合わせて、自分だけのおうち型巾着袋を作ってみてくださいね。
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