かわいい柄の長襦袢。
着物としては着なくなっても、処分するにはもったいないって思うことありませんか?
今回は、そんな長襦袢の生地を使って、子供用のかわいいチュチュ風バッグを作ってみました。
実際に作ってみると、モスリン特有のやわらかさや、接着芯との相性など、普通の木綿生地とは違う発見がたくさんあったんです。
この記事では、
- 長襦袢生地の特徴
- モスリン生地の扱い方
- 薄手接着芯を使う時のコツ
- 柔らかい生地をきれいに縫うポイント
- シルクピンとクリップの使い分け
など、実際に作って感じたことを含めて詳しく紹介します。
長襦袢ってどんなもの?
長襦袢は、着物の下に着るもので、直接肌に触れないようにしたり、着崩れを防ぐ役割をしている、着物用のインナーのような存在なんです。
長襦袢には大きく3つの役割があります。
- 肌着としての役目
- 着物を汚さないため
- 着物のシルエットを美しく保つため
長襦袢の特徴は、
- 着物よりも短い丈
- 衿が付いている(半衿を付けて使います)
- 足元まで長さがある
というところなんですよ。
また、長襦袢には、
- 絹
- 麻
- ポリエステル
- モスリン
- 竹繊維
など、さまざまな素材があります。
季節や用途に合わせて選ばれているんですね。
今回使ったモスリン生地について
今回チュチュ風バッグに使ったのは、モスリンというウール系の生地です。
モスリンは、軽くてやわらかく、保温性が高い素材なんですが、毛素材のため虫食いには注意が必要なんですね。
また、着物として着る場合には、着物との摩擦で裾がもたつくこともあるそうです。
今回使ったモスリンは、とにかく薄くて軽くてやわらかい!
しかも柄がすごくかわいかったので、
「これは子供用のチュチュ風バッグにぴったりかも♡」
と思って作ってみました。
実際に作って感じたモスリン生地の特徴
前回、親子おそろいのチュチュ風バッグを作った時には、薄手の木綿生地を使っていました。
その時は、薄手の接着芯を使ってちょうどよかったんですね。
なので、今回のモスリン生地にも同じ薄手接着芯を使ってみました。
作ってみると、生地の風合いを損なわず、やわらかいまま仕上がったんです。
ただ、ソフトチュールと合わせると、チュールのほうが少し硬く感じたんですよ。
なので、
「接着芯はもう一つ上の厚みの中手でもよかったかもしれない」
と感じました。
こういうのって、実際に縫ってみないとわからない部分なんですよね。
でもそのおかげで、
「薄手モスリンの長襦袢って、着た時に体になじみやすいんだろうなあ」
って改めて思いました。
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内布に使ったシーチングについて
今回、内布にはシーチングを使いました。
シーチングは綿100%の薄手生地で、巾着づくりなどにもよく使われる、とても扱いやすい生地です。
綿ブロードより織りが少し粗めなので、パッチワークキルトなどにもよく使われるんですよ。
色や柄も豊富で、初心者さんにも扱いやすい生地なんです。
モスリンだけだとやわらかすぎるため、内布には扱いやすいシーチングを合わせました。
薄手接着芯を使う時のポイント
不織布接着芯は地の目を気にしなくてOK
接着芯にもいろいろな種類がありますが、小さめバッグには不織布タイプが使いやすいです。
不織布タイプは地の目がありません。
普通の生地は、縦糸と横糸で織られているので地の目を無視できないんですが、不織布はどの方向でもカットできるんです。
初心者さんにも扱いやすいですよ。
薄手接着芯は縫い代まで貼ってOK
薄手接着芯は、縫い代まで貼ってもゴロゴロしにくいんです。
なので、生地に接着芯を貼ってから裁断しても大丈夫。
ただ、初心者さんの場合、
接着芯を型紙通りにカットしてから貼るのはちょっと難しいです。
なので、
- 大きめに接着芯をカット
- 生地に貼る
- そのあと型紙通りに裁断
この順番がおすすめですよ。
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接着芯がくっつかなかった失敗談
実は私、以前着物地でエコバッグを作った時に、接着芯で失敗したことがあるんです。
服飾美術科の学生時代には、布タイプの接着芯を使っていました。
その時は、
- 霧吹きで湿らせる
- 高温アイロン
- 動かさずにしっかり押さえる
という方法で接着していたんですね。
接着する時って、アイロンを滑らせると、生地と芯がずれて寄れてしまうことがあるんですよ。
なので、押し当ててしっかり接着するのが基本なんです。
ところが、その方法で不織布接着芯を貼ってみたら……
全然くっつかない!
何度やってもダメだったんです。
そこで袋の説明を読んでみたら、
- アイロンは中温
- あて布を使う
と書いてあったんですよ。
霧吹きで湿らせなくてもよかったんですね。
説明通りにやってみたら、無事に接着できました。
なので、接着芯は種類によってアイロン温度が違うんだなあと実感しました。
柔らかいモスリン生地を扱うコツ
型紙を使った方がずれにくい
今回のバッグは、直接布に線を引いて裁断しても作れます。
でも、今回みたいなやわらかい生地は、型紙を使ったほうがきれいに裁断できます。
動画でも紹介しましたが、布を二つ折りにして型紙を置くと、ずれにくいですよ。
A4サイズで型紙をダウンロードできます。
袋布は紙サイズの都合で中心が「わ」になっていますので、別紙に写して広げた型紙を作ると裁断しやすいです。
\A4サイズで印刷できます/
アイロンは地の目を意識する
生地には縦糸と横糸があります。
もっとも丈夫で伸びにくいのが縦方向。
横は少し伸びます。
そして、45度の斜め方向が一番伸びるんですね。
なので、アイロンを斜めに動かしてしまうと、生地が伸びてしまうことがあります。
特に今回使ったモスリンのようなやわらかい生地は注意です。
地の目を意識してアイロンをかけると、きれいに仕上がりますよ。
また、温度も大切なんです。
今回のモスリンは中温がちょうどよかったです。
高温だと早くピシッとなりますが、生地を傷めてしまうこともあります。
生地に合った温度でアイロンをかけるって、本当に大事なんですよ。
シルクピンとクリップの使い分け
今回は、生地を止める時に、
- シルクピン
- 待ち針
- クリップ
を使い分けました。
薄くてやわらかい生地を2枚だけ縫う場合は、クリップだと重くて、生地がよれてしまうことがあります。
なので、シルクピンや待ち針など、軽いものを使ったほうが扱いやすいです。
逆に、
- 接着芯を貼った部分
- チュールを重ねる部分
- タックを止める部分
など、生地が4枚以上になるところは、クリップのほうがしっかり止まってずれにくいですよ。
また、シルクピンは針が細いので、薄い生地を傷めにくいのもいいところです。
しかも、ピンを止めたままミシンをかけられるので便利なんですよ。
長襦袢リメイクって楽しい♡
今回、長襦袢のモスリン生地を使ってチュチュ風バッグを作ってみて、
「着物地ってやっぱり魅力があるなあ」
と改めて感じました。
特に長襦袢は、かわいい柄が多いんですよね。
しかも、薄くて軽くてやわらかいので、子供用バッグや小物にもぴったりでした。
最初は、
「着物地って扱いが難しそう」
って思うかもしれません。
でも、接着芯やアイロンのコツを押さえると、意外と扱いやすいですよ。
眠っている長襦袢があったら、ぜひリメイクを楽しんでみてくださいね♡



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