2016年4月7日のNHKあさイチは、
栃木県のニラの特集でした。
その甘さと、豊富な栄養、レシピを
まとめました。
ニラの匂いが苦手という方も、その
豊富な栄養とと甘さの秘密をご覧下さい。
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栃木県鹿沼市は、全国でも指折りのニラの生産地なんです。
寒い冬を越えて育つ鹿沼市のニラは、今が旬なんです。
その味は、なんと、甘い!
その秘密はニラの収穫の回数にありました。
ニラは、一度刈り取ってもまた、ニョキニョキと生えてくるんです。
ですから、一つの株から7回も収穫できるんです。
そのうち、1~3回まで収穫したニラが、特に甘いんです。
理由は、ニラの株が冬の寒さにさらされているからなんだそうです。
冬の寒さにさらされて育ったニラが収穫できるのが、ちょうど今頃の
1~3回目の株なんです。
ニラの茎の断面から出る「ニラのしずく」で1番ニラの糖度を測って
みたところ、その糖度は11.5で「甘いイチゴ」に匹敵します。
これほどの糖度は、鹿沼市のニラの特徴なんですよ。
ニラには、疲労を回復させるビタミンB1、エネルギー代謝を促進させるB2,
イライラを鎮めるカルシウム、血液の循環をスムーズにするマグネシウム、
貧血を予防する鉄分、むくみを解消するカリウム、と栄養が豊富なんですよ。
さらに含まれているビタミンC,Eには、がんの原因のひとつと言われている
活性酸素の除去作用の効果が期待されています。
その上、セレンには活性酸素の働きを助ける過酸化脂質を抑制する働きが
あります。
なかでも注目なのがニラの免疫力をアップする働きなんですね。
含まれているアリシンには、エネルギーの代謝を高めてスタミナを
アップさせる働きがあり、β-カロテンは免疫力アップにつながるんですよ。
また、β-カロテンは強い抗酸化作用があり、鼻や喉の粘膜を保護します。
アリシンは、殺菌作用が強く、風邪の原因菌やウィルスなどが体の中に
入ることを防ぐ働きがあります。
さらに、ビタミンCも白血球と共に、体内に入った病原菌と闘って免疫力を
高める性質があります。
【ニラのおひたし】
<材料>
・ニラ・・・1束
・しょうゆ
・かつおぶし
<作り方>
1.ニラを5センチほどの長さに切り、耐熱容器に入れて700ワットの
電子レンジで2分温める
2.(1)のニラをざるにあげ、流水で粗熱を取り軽く絞る
3.かつおぶしをまぶし、しょうゆをお好みの量垂らして完成
(出典:NHKあさイチ公式ページ)
さらに、番組では「やってしまいがちなニラの間違えた料理法」をご紹介。
それは「茎」(ビニールテープが巻いてある部分)を捨ててしまうこと。
実は、茎こそがニラの甘みが凝縮した部分なのです。
そんなニラの茎を使った料理をご紹介しました。
【ニラの茎の天ぷら】
※衣はふだんのご家庭の衣でOK!
<材料>
・ニラの茎・・・適量
<A>
—————
・小麦粉(薄力粉)・・・1カップ
・かたくり粉・・・大さじ2分の1
・水・・・1カップ
・卵・・・2分の1個
・氷・・・2つほど
—————
・塩・・・少々
・ニラにまぶす小麦粉・・・適量
<作り方>
1.ニラをお好みの長さに切り、小麦粉を適量まぶす
2.Aの材料を混ぜ合わせ、天ぷらの衣を作る(氷は途中で引き上げる)
3.(1)と(2)をさっくり混ぜ合わせ、スプーンで形を整えながら
4.180度の油でほんのり色づくまで揚げる
シンプルに塩をまぶして完成
(出典:NHKあさイチ公式ページ)
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