ここのところ、毎日のようにニュースに登場
しているジカ熱というものが問題になっています。
そもそもジカ熱とは、どんな症状、媒介する
のは何?危険なのは妊婦だけ?
詳しく調べてまとめました。
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ジカ熱は、ジカウイルスの感染によって発熱や発疹などを
引き起こす感染症なんですね。
アフリカや東南・南アジア、中央・南アメリカなどで患者が
確認されています。
ジカ熱は、ジカウイルスを持つ蚊に刺されて10日以内の
潜伏期間後に発症するんですよ。
デング熱同様、蚊を媒介して感染するんですよ。
潜伏期間は3日~12日あります。
その後、急性の発熱、非化膿性の結膜炎、頭痛、筋痛、関節痛、
脱力、斑点状丘疹、下部肋骨水腫などを起こします。
頻度は下がりますが、後眼窩痛、食欲低下、嘔吐、下痢、腹痛
を起こします。
症状は4-7日間続き、自然に治まります。
もちろん全ての症状が出る訳ではないですよ。
このウイルスに感染しても発症しない人もいるんですよ。
また、症状が軽くてそのまま気付かずに完治する人も多くいるそうです。
今のところ、ジカ熱に対するワクチンや有効な治療薬は開発されて
いないんですが、適切に治療すれば死亡率が1%未満とされる
デング熱よりも症状が軽いため、生命の危険はほぼないとされています。
デング熱もそうなんですが、ジカ熱も一度感染して抗体ができると
生涯この病気には罹らなくなります。
致死率は低いし自然治癒するこの感染症なんですが、
大きな問題が懸念されています。
それは、小頭症との関連性なんです。
小頭症は新生児の脳の発達不全につながる神経疾患なんですね。
頭が極端に小さい子どもが生まれ、深刻な発育障害が残ったり、
幼少時に死亡したりすることもあるんですよ。
ブラジル保健省によると、この半年で、過去5年間のおよそ10倍にあたる、
2,401人の小頭症の新生児が確認されたというんですよ。
小頭症の症例が急増した時期は、ブラジル国内でジカウイルスが
確認された時期と重なっていたんです。
母親が妊娠初期に、微熱や発疹、頭痛といったジカ熱の症状を
発症していたことも分かったんですよ。
ニュースによると、ジカ熱が、性交渉によって人から人に
感染したとのこと。
妊娠していなけれは、恐れることはにのですが、
妊婦さんにとって、とても怖いですね。
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