2016年2月3日、NHKあさイチは、
カカオ70%以上のハイカカオチョコレートに
便秘改善やその他の健康パワーが
あることが、研究の結果わかってきました。
チョコレートが秘めるパワーと健康効果の
放送内容をまとめました。
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あさイチでは、便秘に悩む30~50代の女性8人に対し
ハイカカオチョコレートを毎日25gを2週間食べ続けて
もらいました。
すると、平均週1~2回だったお通じが週5日に改善したんですね。
これは、カカオ豆に含まれる難消化性たんぱく質「カカオプロテイン」
が食物繊維と同じような働きをするんですね。
他のタンパク質の消化率と比較してみると以下のようになります。
・カゼイン(牛乳蛋白)100%
・タイズたんぱく質 51.2%
・カカオプロテイン 33.3%
さらに、腸内細菌のエサとなって腸内環境を良くする働きがある、
と考えられています。
ただ、チョコレートならなんでもいいというわけではなく、
カカオ70%以上のハイカカオチョコレートではなければ
効果が期待できないそうです。
ミルクと砂糖を多く含むチョコレートでは、このような結果が
得られないそうです。
カカオ豆には「カカオポリフェノール」と呼ばれるポリフェノールが
豊富に含まれているんですね。
ポリフェノールには抗酸化作用があるため、アンチエイジングに
効果が期待できるんですよ。
・カカオ72%のチョコ(25グラム)・・・635ミリグラム
・りんご1個 (300グラム)・・・370ミリグラム
・春菊1袋(160グラム)・・・340ミリグラム
・赤ワイン1杯(125ミリリットル)・・・300ミリグラム
・コーヒー1杯(140ミリリットル)・・・280ミリグラム
・ごぼう1本(200グラム)・・・188ミリグラム
・豆腐1丁(300グラム)・・・140ミリグラム
・緑茶1杯(90ミリリットル)・・・70ミリグラム
ただし、チョコレートは、ご存知のとおり、カロリーが高いので、
適量を超えると、いい結果が得られないんですよ、
●認知症予防
はいカカオチョコレートを食べると、脳が活性化され、
認知症の予防にも効果がきたいできるんだそうです。
認知症予防には「BDNF」という成分を増やすことが必要
なんですが、食品でこの成分が増えた例はないそうです。
一夜漬けの試験勉強の時など、コーヒーを胃が痛くなるほど
飲むよりは、チョコレートを食べたほうが、頭が働くと
聞いたことがあるのは、そのためでしょうか。
●血圧改善
ハイカカオチョコレートは、血圧改善にも効果が現れるようです。
実験前に最高血圧145、最低血圧94.65だったのが、
実験後(4週間後)最高血圧139.74、最低血圧89.99
になったそうです。
なんと、血糖値が上がりにくい低GIのチョコレートが調剤薬局や
病院の売店で販売されています。
GIとは、血糖値の上昇を表すもので、低いものほど血糖値の上昇が
ゆるやかなので、食べることが出来るんですよ。
味は普通のチョコレートと同じく甘いのですが、砂糖の代わりに、
「マルチトース」という吸収がゆるやかな天然由来の甘味料が
使われています。
番組に登場したのは、ドクターズチョコレート ノンシュガーダーク
1袋30グラム、というものです。
チョコレートというと、ダイエットの敵というイメージでしたが
熊田曜子さんが、ダイエット中に、小腹がすいたらチョコレート
を食べていた、と聞いたことがあります。
また、受験生さんなどは、脳の栄養に程よい量のチョコレートが
良さそうですね。
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