2016年も節分がやってきますね。
数年前から、恵方巻きを食べる習慣が
定着してきましたね。
今年の恵方の方角や恵方巻きの由来
についてまとめました。
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2016年の恵方の方角は南南東になります。
ちなみに、平成32年までの恵方は以下になります。
2017年 平成28年 北北西
2018年 平成29年 北北西
2019年 平成30年 南南東
2020年 平成31年 東北東
2021年 平成32年 西南西
恵方巻き丸かぶりの恵方(方角)、毎年節分前になると「発表」
されるので、誰か偉い人が占い的な何かで「今年の恵方は○○︎!」
と決めるのでは、と漠然と思い込んでいたんですね。
実はあらかじめルールが決まっていて、来年(2016年)の
恵方も10年後の恵方も既に決まっています。
恵方の決め方は、十干(じっかん)という暦に基づいて決められており、
しかも、恵方とされる方角は16方位中、4つの方角しかありません。
十干(じっかん)とは【甲乙丙丁戊己庚辛壬癸】の10種類で、
十二支(じゅうにし) 【子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥】の12種類と
併せて干支(えと)を表すのに使うものです。
60歳を表す「還暦」とは、10と12の最小公倍数である60で
干支が一回りして暦が元に戻ることを指します。
恵方は十干に基づき以下の表のように決められており、
4つの方角を5年周期で一巡します。
【十干と恵方との関係】
その年の十干 恵方(16方位)
甲(きのえ)・己(つちのと) 東北東
乙(きのと)・庚(かのえ) 西南西
丙(ひのえ)・辛(かのと) 南南東
丁(ひのと)・壬(みずのえ) 北北西
戊(つちのえ)・癸(みずのと) 南南東
方は東北東、西南西、南南東、北北西の4種類で、
南南東の頻度がやや多めとなっております。
俗説1:太巻きは男性のシンボル?
この説は、大阪の遊郭で流行ったものが広がったと言うもので、
なぜ無言で恵方巻きを食べるのかという俗説としては、
太巻きは男性のシンボルなので、歯を立てないということらしいです。
男性のシンボルを見立てた恵方巻きを女性が願いを込めて食べることにより、
女性に福が来る(子宝・良縁)と言われていたそうです。
恵方巻きの7つの具はそれぞれ七福神をあやかり食べるものとして
普及していますが、太巻きの中の具材として、
きゅうりを青鬼
しょうがやでんぶを赤鬼
に見立てて節分に無言で一気に恵方巻きを食べ、
鬼を退治する(邪鬼を払う)と言う説もあります。
最近の恵方巻きは、海鮮をふんだんに使ったものや
ロールケーキなども恵方巻きとして販売されていますが、
昔ながらの恵方巻きとしての具材は、
七福神にちなんで、
かんぴょう・キュウリ・シイタケ・伊達巻・穴子・でんぶ等七種類の
具材を入れ、福を巻き込むと言う意味があるそうです。
2月3日の節分の日に豆まきの他に恵方巻きを食べる
というのは、楽しみの一つですね。
買って食べるのもよし、手作りするのもよし、
あなたは、どんな恵方巻きを食べますか?
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