初詣の時に、神社に参拝するとお賽銭を
お供えする人は多いと思います。
このときに供える金額によって、お供えの
意味が変わることを皆さんはご存知でしょうか?
金額を多くしたからといってご利益が
より多く得られるというわけではなく、
適切な金額があるのです。
また、気持ちとともにマナーも
わきまえなければなりません。
正しいマナーや金額の意味をそれぞれ紹介します。
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お賽銭の「賽」(さい)という字ですが、神社では「報賽」
「奉賽」という言葉があるんですよ。
これは、「神様からいただいた幸福に感謝する」
という意味で、「神恩感謝」と同じ意味があるんですね。
つまりお賽銭とは「神様からいただいた幸福や導きに、
感謝の気持ちを捧げるためにお供えするもの」なんですよ。
お賽銭は「お願い料」ではないんですよ。
お賽銭は「感謝の気持ち」を捧げるために
お供えするものです。
それから、お賽銭の金額に決まりはないんですね。
ご自身が無理のない程度でお参りしてください。
お賽銭は「感謝の気持ち」を表すものなんですね。
お賽銭箱に投げ入れる際には丁重な動作を心がけてくださいね。
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お賽銭の金額は、高ければいいというのは間違いなんですよ。
お賽銭の金額の相場は、100円と5円が過半数をしめる
ようです。(MSNマネー調査より)
100円が35%で1位という結果です。
どうやら、このくらいの金額が一般的のようです。
その他、50円が8%、1000円が6%、1万円が3%
1円が3%、その他が4%でした。
お賽銭は、神様に感謝するという意味合いから、語呂合わせで
金額を決めている方も多いんですよ。
例えば5円だったら「ご縁がありますように」という具合です。
1枚(5円):「五円」と「ご縁」をかけて「ご縁がありますように」
2枚(10円):2枚の五円玉を重ねることで「重ね重ねご縁が
ありますように」という意味がある。
ネガティブ意見として「ご縁が遠のく」という
考え方もあります。
3枚(15円):15円(じゅうごえん)と「十分ご縁」をかけて
「十分ご縁がありますように」。
4枚(20円):4枚の五円玉で「よいご縁がありますように」。
5枚(25円):25円(にじゅうごえん)なので
「二重にご縁がありますように」
7枚(35円):「3」と「5」で「再三ご縁がありますように」。
一方で、「散々なご縁にあってしまう・・・」
というネガティブな意見も。
8枚(40円):「末広にご縁がありますように」という意味があります。
(8は、横にすると無限大のマークになります)
9枚(45円):初詣の年始から、年末までの一年間を願うという意味で、
「4」と「5」を合わせて「終始ご縁がありますように」。
10枚(50円):「五重の縁がありますように」や「10倍のご縁が
ありますように」という意味がありますが、
この場合は50円玉一枚を使うことが多いようです。
17枚(85円):「8」と「5」で、「矢継ぎ早にご縁をうけられる」。
21枚(105円):「百(盛)り沢山のご縁がある」や「十分に
ご縁がありますように」。という意味があります。
一方で「当分ご縁がない」という意見も。
23枚(115円):「115(いいご)」で「いいご縁がありますように」。
25枚(125円):「十二分にご縁がありますように」。
初詣のお賽銭は、まず、感謝の気持ちをこめることが
大事なんですね。
また、5円玉の金額の意味を踏まえて揃えたいですね。
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