マイナンバー、まだ届いていない方も
いるというのに、早くも詐欺事件が
発生しています。
その手口とは、一体、
どんなものなのでしょうか?
具体的な詐欺の事例を紹介しますね。
消費者庁によりますと、現金をだましとられたのは、
関東地方の70代の女性です。
まず、女性の自宅に公的な機関を名乗る人物から
電話があり、うそのマイナンバーを教えられ、
その後、別の電話で、「公的な機関に寄付をしたいので
マイナンバーを貸してほしい」と頼まれました。
女性が番号を伝えると、次の日、さらに別の電話で、
「マイナンバーを教えたことは犯罪にあたる」と脅されて、
要求された現金を支払ってしまったということです。
被害の金額は明らかにできないとしています。
(出典:NHKニュース)
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【事例1】行政機関を名乗り、口座番号を取得しようとする不審な電話
行政機関を名乗って、「マイナンバー制度が始まると
手続きが面倒になるので、至急、振込先の口座番号を
教えてほしい」との電話があった。本当か。(60歳代、女性、北関東地方)
【事例2】行政機関の職員を名乗り、資産などの情報を聞き出そうとする女性の来訪
「マイナンバー制度の導入に伴い、個人情報を調査中である」
と言って、女性が来訪し、資産や保険の契約状況などを聞かれた。本当に行政機関がそのような調査をしているのか。(60歳代、女性、九州北部地方)
【事例3】マイナンバーの管理をうたう業者からの不審な電話
知らない業者から「マイナンバーを管理します」という
電話があった。「専門家が管理するのか」と尋ねたところ、
「私が管理する」と言ったので、不審に思い、電話を切ったが、
本当か。(60歳代、男性、南関東地方)
【事例4】早く手続きをしないと刑事問題になるという不審な電話
若い男性から「マイナンバーが順次届いており、
みんな手続きをしているが、あなたは手続きをしているか」
との電話があった。「まだ手続きをしていない」と答えると、
「早く手続きしないと刑事問題になるかもしれない」などと
言われ、不審に思った。すぐに電話を切ったが、本当か。
(70歳代、男性、四国地方)
■マイナンバー詐欺、現段階での対策とは
マイナンバー詐欺に合わないようにするには、
マイナンバー制度についてよく知っておく必要があります。
ここでは、簡単に押さえておくべきポイントを紹介いたします。
●マイナンバーの通知は簡易書留でしか行われない
マイナンバーの通知カードの配布は郵便の簡易書留でしか
行われません。
そのため、電話越しにマイナンバーを伝えることや、
訪問によってマイナンバーを伝えるようなことは絶対に
ありえませんので注意が必要です。
●番号を聞かれたときは目的を明かす必要がある
マイナンバーで通知された番号ですが、基本的に自分と
利用することが認められた人以外に簡単に
明かして良いものではありません。
また、マイナンバーを利用するときは利用目的を
明らかにしなければなりません。
そのため、目的もなくマイナンバーを収集するようなことは
原則ないと言っていいでしょう。
簡単にまとめると、マイナンバーを聞き出すような
電話や訪問営業は基本的に正式なものではありません。
また、もしマイナンバーを聞き出されても、
税務や社会保障の用途で用いない場合は
教えてはならないということになります。
なんだか、よくわからない毎ナンバー制度ですが、
不審な電話や訪問があった場合は、市役所に
電話して聞いてみるなどの対策をしたほうがいいですね。
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