2015年11月10日放送のNHKあさイチで
白菜が取り上げられました。
今から冬中鍋や漬物に登場することの
多い、食材ですね。
実は、白菜は、ミネラルがバランスよく
含まれているスグレモノの野菜なのです。
そのミネラルを、うまく取り入れる食材や
保存方法、見分け方、などをまとめました。
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白菜は、鍋には必ずと言っていいほど、使いますよね。
鍋に一緒に入れることで、白菜に含まれるカルシウムや鉄、
亜鉛などのミネラルの吸収効率を上げることのできる食材
があるんです。
それは、別名ミネラルキャッチャーとも呼ばれる
カゼインを含んでいるチーズなどの乳製品なんです。
カルシウムのような水に溶けにくいミネラルは、
一度胃の中で溶けるんですね。
そして、小腸で再び固まってしまう性質を持っています。
固まってしまったミネラルは吸収されずに体外に
排出されてしまいます。
しかし、乳製品と一緒にとることで、カゼインが
ミネラルを包み込み、一度胃で溶けたミネラルを
小腸で固まりにくくし、体内に吸収される割合を
高めてくれるんですよ。
ただ、家族の中に乳製品が苦手な人がいるときは、
白菜の鍋を食べる直前に、チーズを食べるとか、
牛乳を飲む、ヨーグルトを食べるといいですよ。
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■美味しい白菜の見分け方と白菜1株の保存方法
美味しい白菜の見分け方は、白菜が丸みを帯びていて
しっかりしているもの(上の部分ん密度が濃い)、
中心部が黄色いものを選ぶといいそうです。
白菜1株の保存方法は、新鮮なもので、葉がしっかりしている
ものは、1日陰干ししてから、新聞紙等にくるみ、
冷暗所に保存すると長持ちします。
あさイチで、教えてくれたのは切ったらそのまま
冷凍する方法なんです。
解凍後の手間が省けるだけでなく、冷凍することで、
白菜の組織が壊れて味が染み込みやすくなるため
、時短調理につながるとは一石二鳥ですね。
・あえ物や漬け物に使う場合は、葉と芯に分けて保存する。
葉は3、4センチメートル幅、芯の部分は1cm幅に切り、
別々に密閉袋に入れて冷凍する。
葉は柔らかいのであえ物やおひたしに、芯は
漬物にするのがオススメです。
●あえもの
【材料】
・冷凍した白菜(葉の部分)・・・8分の1個
・すりごま(黒)・・・大さじ2
・しょうゆ・・・小さじ1
・砂糖・・・小さじ1
【作り方】
1.冷凍した白菜に熱湯をまわしかけて解凍する。
2.合わせた調味料のなかに白菜を入れ、よくなじませて、
最後に、ゆずの皮を入れたら完成。
●漬物
【材料】
・冷凍した白菜(芯の部分)・・・8分の1個
・酢・・・100ミリリットル
・砂糖・・・大さじ2
・塩・・・小さじ2分の1
・ゆずの皮・・・適量
【作り方】
1.冷凍した白菜に熱湯をまわしかけて解凍する。
2.合わせた調味料のなかに白菜を入れ、よくなじませて、
最後に、ゆずの皮を入れたら完成。
白菜を、葉と芯の部分に分けて、生のまま冷凍するのは
びっくりしました。
白菜の組織が壊れて味が染み込みやすくなるとは、
早速試してみますね。
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