もうすぐ節分がやってきます。
豆まきとともに、恵方巻きを食べる習慣が、定着しつつあります。
恵方巻きの由来や今年の方角、具材や食べ方の決まりごとについて
調べました。
■恵方巻きの由来
恵方巻きは、
歳徳神(としとくじん)がいるとされる
その年の恵方を向いて食べることで
商売繁盛や無病息災をもたらすとされています。
恵方巻きが太巻きで具材が7種類の理由は
福が来てくれるようにという意味から太巻きで、
縁起のいい七福神に由来して
一般的に具材が7種類だといわれています。
現在でも恵方寿司や丸かぶり寿司と呼ぶ地域もありますが
恵方巻きという呼び名が全国に定着したのは
恵方巻きという名称で
1989年に広島のセブンイレブンの一部の店舗が
節分の時期に巻き寿司を販売したことによって
次第に全国に広まっていったといわれています。
恵方巻きが全国に広がったのは、広島のコンビニが
仕掛けたからなんですね。
■平成27年の方角
今年の恵方と2016、2017年は以下のとおりです。
2015年・・・庚[かのえ]の方角/西微南(西西と西南西の間=ほぼ西南)
2016年・・・丙[ひのえ]の方角/南微東(南と南南東の間=ほぼ南南東)
2017年・・・壬[みずのえ]の方角/北微西(北と北北西の間=ほぼ北北西)
■恵方巻きの具材や食べ方の決まり
太巻きは切らずに一本丸々食べる
恵方巻きの由来でも触れましたが、
細巻きではなく太巻きを切らずに食べます。
太巻きを切ってはいけないのは
縁を切らないという意味が込められているからなんです。
その年の恵方を向き、
無言でお願い事をしながら、しゃべらずに食べる
恵方巻きを食べている最中に
おしゃべりをすると運が逃げてしまうといわれています。
●恵方巻きの具材の決まりごと
最近は、たくさんの種類の恵方巻きが売られていますから
恵方巻きに入っている具材には、決まりごとはないのか?
と疑問に思いませんか?
由来でもわかったように、恵方巻きは、
本来、縁起のいい七福神に由来して
具材が7種類のはずなのですが
恵方巻きがコンビニの販売戦略で定着したことから
現在では、具材が7種類ではない恵方巻きも多く販売されています。
では、7種類の具材は何でもいいのでしょうか?
恵方巻きの7種類の具材に特定の決まりはありませんが
やはり縁起を担ぐ具材が多く使われています。
定番としては
しいたけ、うなぎ、かんぴょう、えび、だし巻き、でんぶ、きゅうり
海鮮巻きやとして子どもに人気の恵方巻の具材として
サーモン、まぐろ、シシャモ卵、カニマヨ、玉子焼、ツナ、レタス
など様々な恵方巻きが食べられています。
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