2019年が始まって、早くも、リンゴ病が
流行しているというニュースが飛び今dきました。
リンゴ病というと、子供がかかる、ほっぺたが
赤くなる病気というイメージがありますが、
大人もかかるんですよ。
そして妊婦さんが感染すると、危険な病気なんです。
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4~5歳を中心に幼児、学童が主にかかる感染症で、ヒトパルボウイルスB19が
病原体です。
典型的な症状が、両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」と
呼ばれることがありますが、実際には典型的な症状ではない例や症状が
現れないケースもあります。
様々な症状があることが明らかになっているんですよ。
感染後約1週間で軽い風邪のような症状を示すことがありますが、
この時期にウイルスが体外へ排出し、感染させているんですね。
始めに頬が赤くなり、手足にレースカーテンのような「紅斑」という
赤い発疹が出て、時に体中に広がるんですよ。
腕、脚部にも両側性にレース様の紅斑が出現することがあります。
体幹部(胸腹背部)にまでこの発疹が現れることもあるんですよ。
大人のリンゴ病では子どものようにほほが赤くなることは少なく、
ほてった感じがするくらいですが、その2~3日後から、手や腕、太ももに
小さな赤い斑点が生じてくるんですよ。
大人だと、手首や指、膝や腰の痛みが強くなり、ひどいと、手の指が
曲がりにくくなったり、階段の昇降なども不自由を感じるようになるんですよ。
リンゴ病ではこのような紅斑や関節痛は、普通であれば、
一週間くらいで自然に治るんですね。
ところが、リンゴ病の色々な症状は、長いと3~4週間も良くなったり、
悪くなったりを繰り返すことがあるため、一度治ったと思った紅斑や関節痛が
再び出てくることがありますが、心配はないですよ。
感染しても、子どもでは30%、大人では60%の人は、症状(発疹など)が
現れないんですよ。
発疹は1週間位でひく事もありますが、その後も3週間程何回か出てくる場合や、
一度出た発疹が長引くこともあるんですよ。
ウイルスに感染してから紅斑が出るまでの期間(潜伏期間)は4~20日です。
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妊婦さんの半数以上は、りんご病の免疫を持っていないんですよ。
妊娠期間中は、免疫力が下がっていますので、感染症には弱い状態と
言えるんですね。
二人目、三人目を妊娠中に、子供さんが、リンゴ病に感染し、看病している
お母さんが、こどものリンゴ病がうつった、という場合もあります。
大人になって、リンゴ病に感染した方の多くは、子供の看病をして
うつされたお母さんなんですね。
妊婦さんが感染すると、胎児水腫や流産の可能性があるんですよ。
妊娠前半期は、より危険性が高いといわれています。
貧血などの状態を起こす胎児水腫を合併し、流産や死産に至る可能性があります。
ですから、出来るだけ感染しないように、手を良く洗う、マスクをする、
ということが予防策になります
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