秋が深まってきましたね。
北海道は、平地でも、雪が降る日も近いようです。
天気のいい日は、暮らしている小樽市から、
余市方面の道の駅やヤシの直売所へ向かいます。
そこで見つけた、マルメロという果物が珍しかったので
買ってみました。
マルメロって何で、どうやって食べるのか
調べました。
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小樽と余市は、車で1時間ほどの距離にあります。
お気に入りの農家の直売所に安くておいしいトマトを買いに行った
ついでに、ちょっと足を延ばして余市のキノコ王国に行きます。
そこで、見つけたのがマルメロなんです。
1個100円で買いました。
ここ数年、夏から秋にかけてしょっちゅう来るのに、はじめて
見ました。
マルメロは、秋の果物で、カリンに似ています。
見た目は、太った洋ナシのような姿です。
香りがとってもいい果物で、お店に入った途端、甘すぎず、
酸っぱすぎず、ちょうどいい香りがフワーっとします。
主人が、朝、ニュースで見た、秋にとれる珍しい果物だから
買いたい、とニコニコしていました。
でも、なまでは食べられない果物で、果実酒やはちみつ漬けなどに
下降しなければならないんですね。
なので、ちょっと調べてみました。
北斗市のブログによると、マルメロは、明治時代に、奨励品目として植えられ
ていて、北限のマルメロなんですね。。
青森県でも植えられています。
江戸時代に、海外から長崎から入り長野県に集められ、各地に植えられて
いるようです。
果実は生食は適さないために、りんごなどの果実に植え替えられたり田畑に
次々に開墾され、マルメロの木は伐採されていきました。
しかし、田畑に開発されにくい所に植えられたマルメロが残っていたようで、
自家用に栽培されていたんですね。
脚光を浴びたのは、一村一品運動が叫ばれるようになってからで、ワインや
ジャムに加工されて現在に至っています。
香りがとてもいいので、加工品としてはジャム、ワインが一般的なんですよ。
マルメロは、3種類あり、「在来種(原種)」「スミルナ(外来種)」
「カオリ」が、主に北斗市の旧大野町地区に植えられているんですよ。
「在来種(原種)」は、玉が大きく香りが弱いようです。
「スミルナ(外来種)」は、渋みが無く、果肉がやわらかいです。
「カオリ」は、香りも良く果肉も良い品種なんですよ。
北斗市のマルメロは、出荷はされません。
主に使用するは、今月22日(土)から11月13日(日)までの間、
市健康センターせせらぎ温泉と、茂辺地福祉浴場でマルメロ風呂を
楽しんでもらう為に、収穫しています。
◆ せせらぎ温泉 (営業時間 10:00~23:00、月曜定休・祝日は営業)
◆ 茂辺地福祉浴場(男性=火・土、 女性=木、日 営業時間14:00~20:00)
11月13日(日)まで楽しめますよ。
香りがいいのになまでは渋みがあっておいしくないマルメロですが、
はちみつ漬けにするとおいしく食べられます。
のどの炎症を抑える効果が期待できます。
【マルメロのはちみつ漬けのレシピ】
【材料】
マルメロ 2個
レモン 1/2個
はちみつ 適量
【作り方】
1.マルメロは、毛がついているのでよく洗う
2.ボールに色止めようにレモンを絞っておく
3.マルメロを縦4つに切り、芯を取り、薄くスライスし、
切ったらすぐ2のボールに入れる。
4.煮沸消毒したビンに3を入れ、マルメロ全体にはちみつが
いきわたる量を入れる。
5.時々ビンの上下を変えて、はちみつをなじませる。
一晩常温に置いておく。
6.一晩おくと、マルメロから水分が出て、はちみつがトロトロ
になる
7.冷暗所に保存する。
マルメロは1週間後位から食べられる
8.はちみつ部分は、お湯割りにしたり、ヨーグルトにかけたりして
いただきます。
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まとめ
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いかがでしたか。
余市のキノコ王国には、数年通っていますが、マルメロには
初めて出会いました。
秋の北海道の果物をまた一つ、発見しました。
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