2017年12月6日NHKあさイチで、
正しいスポンジの使い方が放送されました。
今まで、正しいと思っていたスポンジの使い方が
間違っていたなんて、びっくりしました。
有働アナもいのっちもびっくりのスポンジの
使い方をまとめました。
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今回の「キッチングッズ向上委員会」は、毎日使っているスポンジでした。
私は、スポンジの柔らかいほうで食器を洗っていたんですが、
これが、大きな間違いだったと知ってびっくり!
そこで、放送内容をまとめました。
●スポンジの硬い面と柔らかい面の違いについて
ほとんどのスポンジは硬い面と柔らかい面で出来ていますが、
柔らかい面で洗うと、スポンジの性能を十分発揮できないんです。
◆硬い面;ナイロンなどの合成繊維でできていて、繊維が汚れを
からめとる構造になっています。
◆柔らかい面;素材はポリウレタンで、柔らかい発泡体で出来ています。
洗剤を泡立てるのが目的です。
ですから、スポンジは、柔らかい面で、洗剤を泡立てて、硬い面で
食器を洗う、というのが正しい使い方なんですよ。
●スポンジの硬い面には2種類あります
スポンジの硬い面は、2種類あり、研磨剤が入っているものと
入っていないものがあります。
研磨剤が入っているものは、洗浄力を高めたハードタイプです。
鍋にこびりついた焦げや茶渋などを落とすときに使います。
一方、研磨剤が入っていないタイプは、食器やガラス、ホーロー
などに傷をつけたくない時に使います。
あさイチでは、研磨剤の入っていないスポンジの硬い面で洗って
傷がつくかどうかの実験をしてみました。
結果、ホーロー容器、ガラスのコップ、プラスチックのお弁当箱
は、傷がつきませんでした。
スポンジって、柔らかい面と硬い面で出来たものばかりだと思っていたら
ものすごく色々な物があるんですね。
◆ゴムでできたスポンジ
ゴムを使った硬めのスポンジは、油性ペンなどの硬い油、口紅などの
柔らかめの脂を簡単に落とすことができます。
洗剤をつけなくても、水だけで十分に落とすことができるので、
スタジオが騒然となんりました。
◆パルスイクロス
一般的なスポンジは、油性ペンなどの油汚れがつくと
しみ込んでしまい、とれなくなってしまいますが、パルスイクロスは
水に浸けるだけで、簡単に汚れを落とすことができます。
コンロ周りのギトギトの油汚れをこすった後でも、水で洗った
だけで、汚れが浮いてきてきれいになります。
これまた、スタジオ騒然!
◆ミルフィーユファイバークロス
3層構造のミルフィーユ上になったマイクロファイバークロスで
生地の間にスポンジが入っているため、吸水性が抜群なんですよ。
そのため、水のふき取り痕が残りにくくなっていて、鏡や食器や
ガラスも水痕が残らず簡単にきれいにすることができます。
水分がン凝らないため、拭いた後のホコリも付きにくくなっています。
●スポンジ交換の目安
あなたは、スポンジを交換するのは、どのような状態になった
時ですか?
あさイチでは、以下の3つが交換の目安と紹介していました。
・へ立って汚れる
・汚れやニオイがとれなくなる
・毛玉ができる
メーカーでは3週間~1か月が、交感の目安の期間としているそうです。
●ネットタイプのスポンジの役割
ネットタイプのスポンジは、中のスポンジで洗剤を泡立て、ネットの
硬い部分で、汚れを落とすようになっています。
●メーカーが推奨する正しい除菌方法
メーカーさんが、推奨する正しい除菌方法は、約90℃の熱湯、
もしくは洗剤なんですね。
天日干しは、紫外線で劣化してしまいますし、漂白剤は、薬剤で
劣化してしまいます。
また、煮沸は温度が高いため劣化を早めます。
除菌は毎日行うのが理想ですが、お湯を沸かしたタイミングで
行えばいいとのことでした。
◆熱湯での除菌方法
1.スポンジは、事前に洗って汚れを落としておきます。
2.お湯を沸かした夜間のふたを開け、3分程度おいて、少し冷ました
お湯を使います。
洗い桶などにスポンジを入れ、上からお湯をかけます。
3.粗熱が取れてから、スポンジをしっかりと絞ります。
4.絞ったスポンジを立てて、しっかり乾燥させます。
◆洗剤で除菌する方法
1.スポンジは、事前に洗って、汚れを落としておきます。
2.スポンジ1個に対して、8ml(大さじ1/2)の洗剤を使います。
洗剤をスポンジにまんべんなくかけ、しっかりもんで泡立て
6時間以上つけておきます。
◆メーカーおすすめの、正しいスポンジの使い方
1.姿勢
背筋を伸ばし、お皿を挙げ過ぎず、肩の力を抜く。
こうすると、疲れにくくなります。
2.洗剤を、少ない量で無駄なく泡立てる方法
かけるのは、できるかぎり空気に触れさせるように1か所では
なく広く回しながらにする。
そして、スポンジを、ゆっくりもむと、しっかり泡立ちます。
3.スポンジの持ち方
親指と、中指、薬指、小指で挟んでスポンジを立手に持ちます。
人差し指は、上を抑えます。
そうすると、一番力が伝わります。
スポンジとお皿が当たる部分も広くなり、より少ない回数で
汚れを落とすことができます。
普段、あまり気にも留めないで使っていたスポンジですが、
使い方を間違っていたななんて、とてもビックリしました。
なにせ、使う頻度が高いので、本当に参考になりました。
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